プジョー 当面のディーゼルエンジン開発中止へ 需要低迷受け
公開 : 2018.10.03 18:40
各社がディーゼル開発を中止
また別の場において、プジョーのジーン・フィリップCEOは彼らの「必要以上のディーゼルへの傾倒」が失敗であったと語った。ディーゼルの需要低迷により、今までの積極的な開発がペイしないとの見方によるものだ。
欧州におけるディーゼルエンジンのシェアは2017年初頭には50%であったものが、現在は36%まで下がっている。フォルクスワーゲンのディーゼル排出ガス不正以来顧客のディーゼル離れが進んでいるほか、ディーゼルへの規制が強化されることへの懸念が高まっている。
キアをはじめとして、他のメーカーもディーゼル開発を中止する流れが起きている。
ブランチェットはこう続けた。「われわれは、2022年または2023年の時点でディーゼルのシェアが5%になっていたらその販売を完全に中止すると決断しました」