DS3カフェレーサー DSとネオ・ヴィンテージの融合 20台限定

2018.10.04

DSの世界観極まるグラフィック

DS3カフェレーサーの最大の魅力は、ネオ・ヴィンテージ感溢れるグラフィックの数々だ。

ルーフトップにはDSが生まれた年、1955を示すローマ数字(MCMLV:M=1000、CM=900、L=50、V=5)、ヴィンテージ風にデザインしたDSの文字、車名からとった3の周りにはWRCでの勝利を象徴する月桂冠、さらにカフェレーサー発祥の地であるエースカフェのロゴのクローバーなどをあしらっている。

また、DS3ならではのドアのシャークフィンにも月桂冠と3の文字を配した。

カフェレーサーのスタイルを現代流に再解釈したのはBruno Michaud(ブルーノ・ミショー)。ボルドー在住のタイポグラフィ・グラフィックアーティストだ。

そのタイポグラフィーに関する膨大な知識は印刷技術以前のレタリングテクニックやスタイル、さらにはギヨーム・アポリネールのカリグラムなど、かつてのフランスの芸術作品と様式全般におよぶ。それらを再構築・再解釈することでモダンかつクラシックな独自の世界を作り上げたのだ。

鉛筆、筆、インク、カッター、糊などを駆使し、あえてこの時代にすべて手作業で作品を仕上げていく。あくまで職人的な “手仕事” に拘る様は、まさにDSブランドらしい手法である。
 

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