ランドローバー、ミニSUVを計画
公開 : 2013.04.09 14:18 更新 : 2017.06.01 01:51
ランドローバーはミニSUVを作ることを計画している。ランドローバーのグローバル・ブランド・ディレクター、ジョン・エドワーズによれば「この市場に参入しない理由がみつからない。」という。と同時に、エドワーズは、まだこの新しいミニSUVについて、納得のいく提案を受けていないという。
この新しいランドローバーのミニSUVは、全長がイヴォークよりも30cm短い4m以下のサイズで、JLRのインドのオーナーであるタタと、新しい中国のパートナー、チェリーとで共有されるプラットフォームを持つと予想される。
ヒルトン・ホロウェイのブログにも”ベイビーSUVの準備はできている”としている。
タタ・エンジニアは、1.4ℓと1.6ℓのディーゼルおよびガソリン・エンジンを開発中だが、その新しいパワー・ユニットがベイビーSUVに搭載されるだろうとインドの情報筋は語っている。1.6ℓバージョンはジャガーにも用いられる可能性もある。
このミニSUVの価格は、18,000ポンド(272万円)からスタートという値付けで、ミニ・カントリーマンよりは高いが、フリーランダーよりは安い設定となる。
エントリー・モデルはFWDとなる。そのスタイルはDC100コンセプト・モデルから受け継がれる。また新しいディフェンダーの外観からも影響を受けるものとなる。
クレディ・スイスのアナリストによれば、BセグメントのSUVが、昨年の100万台から2020年には250万台にまで成長すると言われている。それはランドローバーにとっても無視できない市場となる。
また、この新しいミニSUVは、英国外で造られる最初のランドローバーとなろう。インドのタタの工場、あるいは中国のチェリーの工場で生産される計画がある。