英国の視点 新型スバル・フォレスター試乗 高い走破性、実用性も良好
公開 : 2018.10.15 10:10
新型フォレスターは先代からステアリングや安全性、実用性が大きく向上しました。他の多くの「ソフトローダー」SUVのライバルたちを引き離すオフロード性能を持っています。実用性や汎用性を求める向きに最適な選択肢との評価を得ました。
もくじ
どんなクルマ?
ー ステアリングや安全性、使い勝手が向上
どんな感じ?
ー 実用性重視 他とは違う魅力
ー 乏しいステアリングフィール CVTを改良
「買い」か?
ー 硬派で実用的なSUV
スペック
ー スバル・フォレスターのスペック
どんなクルマ?
ステアリングや安全性、使い勝手が向上
スバルが1997年に初代フォレスターを発売すると、スバルはすぐにクロスオーバーのパイオニアとなった。そして20年以上が経った今、北米市場では一定の地位を築き、5代目フォレスターは急速に成長する熾烈な「コンパクト」SUVセグメントに参入した。
新型フォレスターは、2017年にインプレッサで初めて導入されたスバルグローバルプラットフォームを使用した最新モデルである。スバルによると、アーキテクチャが強化されたことで、ステアリングの正確性や乗り心地、乗員の安全性やトランクルームの使い勝手が改善された。
伝統のボクスターエンジンやフルタイム四輪駆動システムは継承されている。さらに、スバル・アイサイトがアップデートを受ける一方で、ドライバーフォーカスと呼ばれる赤外線を使ったドライバーモニタリングシステムが新たに搭載されている。
新しいフォレスターは英国では、今年末あたりでモデルチェンジを迎える予定だ。米国やカナダでは新型の直噴2.5ℓ4気筒エンジンに改良版のCVTが組み合わされ、英国でもギアボックスは同一だが、搭載されるエンジンについてはまだ判明していない。