「ディーヴォは、日本へ納車します」 ヴィンケルマンCEOが描く、ブガッティの未来

公開 : 2018.10.10 06:10  更新 : 2021.10.11 09:12

なんとブガッティ・ディーヴォが、日本にも納車されるそうです! 来年110周年を迎えるブガッティ。来日したステファン・ヴィンケルマンCEOに、その将来と日本市場についてインタビューすることができました。

text: Motohiro Yamazaki(山崎元裕)
photo: Kazuhide Ueno(上野和秀)

もくじ

ヴィンケルマンCEO、来日
次世代へのチャレンジ
日本市場、そして電動化

ヴィンケルマンCEO、来日

アウディ・スポーツ社CEOの職を、わずか22カ月で離れ、VW&アウディ・グループのハイエンド・ブランドともいえるブガッティ社のCEOに就任したステファン・ヴィンケルマン。

かつてランボルギーニで歴史的なサクセス・ストーリーを残した彼は、ブガッティの未来をどのような方向へと導くのか。1泊2日という短い日本滞在の中、彼はAUTOCAR JAPANのためにインタビューの時間を作ってくれた。

「シロンの生産が先日100台に達したことは、大変に喜ばしいニュースであると同時に、それは我々が計画したとおりのペースでした。ハンドメイドの工程が数多くあることから、シロンは年間で70台前後の生産と考えられており、同時にそれは500台の限定車でありますから、その進化や次世代のモデルについてもすでに考える段階が近づいています」

「現在のブガッティの目指す方向性は、今年のジュネーブ・ショーで発表したシロン・スポーツ、そして先日開催されたザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリングで発表した、40台を限定生産するディーヴォに示されているのではないかと思います」

新しい世代のブガッティは、わたし達にどんな魅力を届けてくれるのだろうか。
 

記事に関わった人々

  • 山崎元裕

    Motohiro Yamazaki

    1963年生まれ。青山学院大学卒。自動車雑誌編集部を経て、モータージャーナリストとして独立。「スーパーカー大王」の異名を持つ。フツーのモータージャーナリストとして試乗記事を多く自動車雑誌、自動車ウェブ媒体に寄稿する。特にスーパーカーに関する記事は得意。

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