スズキ・ジムニー 2038年ごろまで販売継続 開発費ペイのため
公開 : 2018.10.10 12:30
スズキは新型ジムニーを2038年ごろまで販売し続ける方針を示しました。先代も1998年の発売以来20年近くにわたって販売されてきました。専用設計のプラットフォーム開発費をペイするためには長期間の販売が不可欠とのことです。
長いライフスパンが必要
新型スズキ・ジムニーは今後20年間にわたって販売を続けられるよう設計されているとのことだ。チーフエンジニアがAUTOCAR英国編集部に語った。先代のジムニーも1998年の発売以来ほぼ無変更のまま販売が続けられてきた。
スズキの縫村利喜アシスタントチーフエンジニアによれば、専用開発プラットフォームのコストを賄うため、長いライフスパンが必要不可欠とのことだ。
「これは非常に特殊なクルマであり、その販売台数はそれほど多くありません。ビジネスの観点からいえば、長期間にわたって一定の売り上げを確保する必要があるのです」
スズキは業界の傾向を観察し、電動化などの研究を重ねることにより「市場の動向に沿った」クルマを開発して行く方針だ。