試乗 アリエル・アトム4 新シビックのエンジン流用 見た目そのまま、中身激変
公開 : 2018.10.31 11:40
どんな感じ?
インテリアは品質向上
乗り込むと、似たようなテーマながらインテリアのクオリティが向上していることに気づくだろう。
先代のアトム3.5からキャリーオーバーされているのはブレーキやクラッチペダル、フュールキャップくらいのものだ。シートは引き続き耐水性のプラスチック製で、調整には六角レンチが必要だ。
新型では左右シートが独立して調整できるようになったため、センタートンネルにハンドブレーキを配置するスペースができた。Hパターンのギアスティックは従来通りだが、新しいサプライヤーによるダッシュボードは目を引く。
春の発売を前に、レイアウトや4万ポンド(596万円)の価格は変更される可能性が高い。しかし、現時点のナビゲーションシステムは以前よりも把握しやすく、カメラの追加やデータのダウンロードもかなり容易になっている。
エンジンはアイドリング時点で既に騒がしいが、シートから伝わってくる振動は明らかに軽減されている。この洗練された感覚は、アトム4に乗ってはじめに感じられるもののひとつだ。