BMW EVのデザイン、今後は大人しくトーンダウン iX3/i4登場へ

公開 : 2018.10.17 19:10  更新 : 2021.06.04 13:19

BMWのデザイン総責任者が、「今やEV、PHEVは特別ではない」と話しています。今後EVのデザインは、奇抜な方向性からトーンダウンしていくと話しています。iブランドは、どのように姿を変えるのでしょう?

「今やEV、PHEVは特別ではない」

奇抜なデザインを持つBMWの電動モデルだが、今や目立つデザインは必要なくなった。BMWデザイン総責任者が、そう語る。

現在販売されているiシリーズはアグレッシブなデザインをまとっているが、BMWが発表する電動自動車のデザインは、今後徐々にトーンダウンしていくという。

同社のデザインディレクター、エイドリアン・ファン・ホーイドンクによれば、現行型i3やi8は画期的なパワートレインに注目してもらうために、従来のガソリン車と比べても特に目をひくようなデザインで目立つ必要があったという。しかし、電動パワートレインも主流になりつつあり、今後はデザインもより洗練された方向に向かう。

「電動自動車はわれわれの移動手段の中で、急速に広がりを見せています。今や、購入するクルマにEVやプラグインハイブリッドの選択肢があることは特別なことではないのです」

「BMWを購入いただくお客様は運動性能に優れるクルマをお求めになります。それがEVであろうとなかろうと関係ないのです。そうなると、EVだからと外観のデザインを変える必要はなくなります」

だからといってBMWから革新的なモデルがなくなるわけではないことも、ファン・ホーイドンクは強調した。
 

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