自動車史で最後を飾ったクルマ 前編 MTのフェラーリ、空冷ポルシェ ほか

公開 : 2018.10.20 06:10  更新 : 2019.05.04 13:03


シャシーとボディが独立したアメリカ車:フォードクラウン・ビクトリア(2011年)

1970年のはじめ、米国の自動車メーカーは、フレームとボディとが別々のセパレートフレーム構造から、軽量なモノコック構造(ユニボディ構造)へと変更をはじめる。1990年半ばには、ほとんどのモデルがモノコック構造となっていたが、フォードは粘った。可能な限り、既存モデルを活かしたかったのだろう。

最後まで残ったのはクラウン・ビクトリア。米国のパトロールカーやタクシーとして愛用されたモデルで、2011年まで生産された。

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