自動車史で最後を飾ったクルマ 後編 FFのアルファ・ロメオ、ランエボX ほか
公開 : 2018.10.21 06:10 更新 : 2021.03.05 21:42
マニュアル・トランスミッションのランボルギーニ:ガヤルドLP560-2(2013年)
ランボルギーニがマニュアル・トランスミッションの搭載をやめたのは、フェラーリがやめた翌年だったが、世界中に衝撃を与えての終焉だった。ランボルギーニ50周年を記念し、余分な装備を省きシンプルな構成としたガヤルドの派生モデルは、LP560-2と呼ばれた。100台の限定生産で、V型10気筒は560psを発生し、6速マニュアルを介して後輪を駆動した。
ランボルギーニによれば、需要の大きな落ち込みが、マニュアル廃止となった理由とのこと。ランボルギーニのCEO、ステファン・ヴィンケルマンの話では、マニュアル車のオーダーがない年も何度かあったそうだ。
写真はガヤルド 570-4スクアドラ・コルセ