試乗 ジープ・ラングラー新型(JL型) 2ℓターボ/3.6ℓV6 オンとオフで乗り比べ
公開 : 2018.10.25 23:01 更新 : 2018.10.26 09:48
新型ジープ・ラングラー日本発表! 2ℓターボのアンリミテッド・スポーツ(494万円)、3.6ℓV6のアンリミテッド・サハラ・ローンチエディション(530万円)を、ONとOFFで比較試乗しました。写真25枚。
もくじ
どんなクルマ?
ー ターボのアンリミテッド・スポーツ、V6のアンリミテッド・サハラ
どんな感じ?
ー オンロード 本格オフローダーとして十分
ー オフロード 前日の雨の影響は?
ー ラングラーの魅力は「車体」
「買い」か?
ー 取り回し系運転支援は装備
スペック
ー 新型ラングラーのスペック
どんなクルマ?
ターボのアンリミテッド・スポーツ、V6のアンリミテッド・サハラ
さすがに「ジープ型」という言い方はしなくなったが、オフローダーの代名詞的存在であり、昨今のSUV市場の隆盛も「ジープ」があればこそ。ただし、SUV市場の主流はクロスオーバー型というか主要構造を乗用車と共通したタイプであり、トレンドでは本格オフローダーはすっかり脇役になってしまった。
そんなジープ血脈の最新モデルがFMCしたラングラーである。最新型といってもシャシーはラダーフレームに前後とも5リンクリジッドアクスルという伝統的なオフローダースタイル。圧倒的な伸びストローク量が確保できるサス形式は最新も古典も関係なく「必然」だ。
形式的には従来車を踏襲するが、4WDの高速走行を可能としたトランスファー機構や強化型アクスルチューブなどの改良が加えられている。ノーズとセンターの車体下にスキッドプレートも標準装着するなど踏破性向上に向けた設計が随所に見られる。
また、先代に対してホイールベースを延長してキャビンスペースを拡大。最上級グレードのサハラにナビを標準装着し、オーディオはアップル・カープレイ/アンドロイド・オートに対応。生活用途での実用車としての機能も改良が加えられている。