新型フォード・フォーカスST 偽装無し、ニュルで目撃 2.3ℓユニットか
公開 : 2018.10.26 11:10
フォード・フォーカスの高性能版であるSTのテストがニュルブルクリンクで目撃されました。偽装は施されておらず、専用の前後バンパーや大径ホイールなどが確認できます。2.3ℓエコブーストを搭載し、今後数カ月中に発表される見込みです。
偽装無しでニュルを走行
フォードの新型フォーカスは英国に導入されたばかりだが、ホット版のSTの開発が進行中だ。
フォルクスワーゲン・ゴルフGTIをライバルとするこのモデルは来年のジュネーブ・モーターショーではなくフォードの独自イベントで発表されるようだ。今月のパリ・モーターショーでも姿を現していない。
公式発表は今後数カ月中に行われると見られているが、偽装を施されていないプロトタイプがニュルブルクリンクで目撃された。ボディに対する変更点はバンパーやホイール程度となるようだ。しかし、最大の注目点はそのエンジンにある。
フォードは古い2.0ℓエンジンを廃し、代わりにフォーカスRSやマスタングに使われる2.3ℓエコブーストを前輪駆動のST用にデチューンして搭載する。ハイブリッドを採用しない最後のフォーカスSTとなるだろう。