モーガン 新型ハイパフォーマンス・スポーツカー投入 20年代中盤
公開 : 2018.11.01 10:40
新シャシーを開発
モーガンのワークショップ内で開発中のこの新型シャシーは現在クラシックなアーキテクチャを使用しているモデルに適用され、110周年記念モデルとして発売される。
以前のモーガン車は専用のアルミニウム製シャシーを使用していたが、これは2000年に開発されてから現在の規制に適合すべく小変更を重ねてきた。モーガンはこの新設計シャシーが今後10年以上にわたって使用可能だと考えている。
モーガンのスティーブ・モリス専務理事は、この新フラッグシップはエアロやプラス8の代替ではないと語る。これらのモデルはBMW製4.8ℓV8NAの供給終了に伴い生産を終えた。
新モデルはモーガンの今後の可能性についての研究成果であり、新シャシーの開発こそがその証明だと彼は語る。エアロのシャシーとほぼ同じ重量と寸法ながら、その剛性は2倍に達するという。さらに、より体の大きいひとにも小さいひとにとっても快適に運転できるとのことだ。
それに加え、今後求められる電動化への準備も進められている。電動化の際にはキャビン後方に大型のバッテリーを搭載する必要が生じるだろう。