モーガン 新型ハイパフォーマンス・スポーツカー投入 20年代中盤
公開 : 2018.11.01 10:40
伝統と将来の融合
デザインを統括するジョン・ウェルズによれば、この新モデルはモーガンの伝統と将来性の融合だとのことだ。
モーガンの歴史において、今回と同様の挑戦を行なったモデルとしては、1962年のプラス4プラスが挙げられる。これはモーガンの近代化の象徴であるとともに、現代においてもその美しさが評価されている。しかし、ジャガーEタイプなどと比べて非現実的すぎる価格であったことから26台のみが販売された。
プラス4プラスは「モダンでもクラシックでもありません」とウェルズは語る。しかし、モーガン変革のきっかけであったことは確かだ。ウェルズはモーガンのデザインはひとびとが考える以上に幅広いという。
前が短く後が長いオーバーハング、低いリアデッキ、丸型ヘッドライト、後ろよりのシート、丸い「口」などがモーガンの特徴だと彼は語る。さらに、コーチビルトらしい美しい仕上がりが大切だ。