EV、リアルな航続距離は? 12台をテスト 1位は韓国ヒュンダイ車
公開 : 2018.11.03 06:10 更新 : 2021.03.05 21:37
航続距離の算出方法
1. バッテリーを使い切る。
2. 充電に使用したエネルギー(kWh単位)を測定する。
3. 室温が18度に保たれたガレージで、クルマを一晩放置する。
4. タイヤの空気圧をメーカー推奨設定に合わせる。
5. 外気温が10度から15度の間でのみテストを行った。
6. テストは運転席と助手席に乗車しているか、同等の重りを乗せた状態で行った。
7. エアコンを21度に設定して充電し、設定温度に達したら充電をやめた。テスト中はエアコンの設定はそのままにしておき、ヘッドライトは常時オンだった。
9. 複数のドライビングモードがある場合には「ノーマル」を選択し、回生ブレーキは最小に設定した。
10. すべてのテストはわたし有地のテストコースで行われた。コース長は31.2kmで、スタートストップを繰り返す都会の道路や郊外の道路、高速道路などを模して作られたコースだ。60kWh以上のバッテリーを持つモデルは2回、100kWh以上なら3回テストを行った。
11. 「レースロジック・ルート・プロファイラ」を使用し、一貫した運転を行った。これは1秒ごとの速度を記録する装置である。
12. テストの最後には、再び充電を行い、フル充電に必要なエネルギーを計測した。
13. テスト走行で使用したエネルギーと電欠状態からフル充電までに使用したエネルギーを用いて、リアルな航続距離を算出した。
現在市販されているEVのうち、最も長い航続距離を持つモデルはどれだろうか。下位から発表していこう。