ポルシェ911 GT2 RS MR、ニュル量販車最速ラップ ランボから奪還
公開 : 2018.11.02 21:25 更新 : 2018.11.02 22:38
ポルシェの車両が、ニュルブルクリンクの「量販車最速ラップ」を更新したというニュースです。達成したモデルは、911 GT2 RS MR。今年前半にアヴェンタドールSVJが記録したタイムから4秒以上削りました。
ニュルブルクリンク 6分40秒33で周回
ポルシェ911 GT2 RS MRが、ニュルブルクリンクの量販車最速ラップを更新した。発表によれば、6分40秒33を記録したという。
公道走行可能な量販車のこれまでのラップレコードは、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJの6分44秒97であった。
GT2 RSのシャシーとサスペンションを、ポルシェ、さらに911 RSRでWECを闘うマンタイ・レーシング(Manthey-Racing)により、同サーキットを攻略するためにモディファイ。3.8ℓの心臓部については、市販仕様から変更されることはなかった。
ポルシェが言うには、ラップを記録した911 GT2 RS MRと、マンタイ・レーシングが市販しているGT2 RS MR(サーキット走行可能モデル)の相違点は、バケットシートの有無だけだという。ニュルブルクリンクの推奨安全対策の一環として採り入れたものであり、ウエイト面の恩恵はないそうだ。