ジャガーのベイビー・サルーンはクオリティ勝負
公開 : 2013.04.16 11:46 更新 : 2017.06.01 01:51
ジャガー・ランドローバーのCEO、ラルフ・スペッツによれば、ジャガーの新しいベイビー・サルーンは、BMW 3シリーズにとって脅威となるだろうという。このベイビー・ジャガーは2015年の発売を予定している。
「われわれがベイビー・ジャガーをリリースすることには、ライバル達はその素晴らしいデザインで対抗してくることが容易に予想される。われわれは、それに対抗する何かを持たなければならない。それは、ジャガーの最も強みであるクオリティだ。」
ジャガーのボス、エイドリアン・ホールマークは、この3シリーズのライバルとなるベイビー・ジャガーは、よりよいドライブ・テイスト、アドバンス・テクノロジー、そして優れたデザインがキーとなるとコメントしている。
BMW 3シリーズ、アウディA4、そしてメルセデス・ベンツCクラスに対して、対抗できないとする意見をホールマークは一蹴した。
「キーとなるのはF-タイプだ。それはジャガーのすべてを反映させたクルマだ。最も純粋な表現だということもできる。それをベイビー・ジャガーに移植するかが重要なのだ。ライブ感を出すための革新的なテクノロジーと、デザイン、そしてドライブ・フィーリングが求められている。」とホールマーク。
このベイビー・ジャガーは、JLRのスケーラブルなプレミアム・ライトウエイト・アーキテクチャー(PLA)プラットフォームをベースとして、キャッスル・ブラミッチ工場で生産されることが決定している。軽量プラットフォームと、4気筒エンジンを結合することによって、そのパフォーマンスでライバル達を出し抜こうとしている。
「どのようにライバル達と差をつけるかということについては、我々は既にその答えを見出している。価格は、ライバル達よりも高くなろう。しかし、その特徴によって顧客を掴むことが可能となるだろう。」
ベイビー・ジャガーは、まずサルーンが発表されるが、2016年または2017年にはエステート、クーペ、コンバーチブルが追加されることになろう。