知っていたらマニア? 忘れ去られたドイツ車ブランド31社 前編
公開 : 2018.11.10 06:10
チャンピオン(1948年〜1954年)
スーパーチャージャー付2ストローク単気筒200ccエンジンをリアに積んだ低価格な輸送手段として、1948年にチャンピオンは250を発売した。1951年には2気筒398ccエンジンを改良されたサスペンションと、巻き上げ式キャンバストップを持つボディに積んだ写真の400がラインナップに加わっている。
だが、400がライバル視していたヴォルフスブルク発のフォルクスワーゲン・ビートルが、同じ価格でより優れた実用性を実現していたために、チャンピオンが成功することはなかった。
1952年の破綻後、1955年にオートバイメーカーのマイコにすべての事業が買い取られるまでの間に、2度の復活劇が試みられた。