知っていたらマニア? 忘れ去られたドイツ車ブランド31社 前編

公開 : 2018.11.10 06:10

グラース(1955年〜1969年)


グラースは1895年に農業機器のメーカーとして誕生した。1951年までには同社初のオートバイ(ゴッゴ)を創り出しており、1955年には最初の4輪モデルとして、写真のゴッゴモービル・サルーンが登場している。

2ストローク2気筒エンジンには、247cc、296ccと395ccの排気量が存在した。のちに同じエンジンを積んだクーペとバンも登場している。

1.3ℓと1.7ℓエンジンを積んだクーペモデルにより高級化を進め、1966年には2.6ℓV8エンジン搭載のGTが誕生したが、1966年にBMWに吸収されたことで、これがグラース最後のモデルとなった。

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