知っていたらマニア? 忘れ去られたドイツ車ブランド31社 後編
公開 : 2018.11.11 06:10 更新 : 2019.05.04 13:03
マイコ(1955年〜1958年)
1955年にチャンピオンが完全に清算されると、その資産は非常に安価な価格で売却されることになり、オートバイメーカーだったマイコが跡を継いで2シーターモデルの400を継続生産することになった。
4シーターバージョンが直ぐに登場し、次に452ccエンジンを積んだ現在ではマイコ500として知られる写真のモデルも生み出されているが、このクルマはより本格的なライバルたちほどの競争力は備えていなかった。
自動車生産継続のための最後の抵抗として、500スポーツカブリオレのプロトタイプが10台生産されたが、そこで資金は尽きた。辛うじて破算を免れたマイコは、オートバイ生産に注力することにしたが、1986年にはブランド消滅の憂き目に会っている。