英国試乗 ジャガーFタイプ V6 マイナーチェンジ、依然として魅力
公開 : 2018.11.15 10:40
外観や装備、命名規則に大きい変更はなく、走りの印象もそのままというFタイプのフェイスリフト。依然として魅力的なクルマではありますが、変更に対する値上がり幅の大きさを考えるとMC前のモデルで十分との評価がくだっています。
もくじ
どんなクルマ?
ー 大きな変更なし
どんな感じ?
ー もっと軽量なら
ー V6モデルならではの魅力
「買い」か?
ー おすすめだが、MC前でも満足できる
スペック
ー ジャガーFタイプ V6 P380 Rダイナミックのスペック
どんなクルマ?
大きな変更なし
2019年モデルになっても、ジャガーFタイプは相変わらず悪魔じみたスタイリッシュさだ。だが、魅力的(で3500ポンドと非常に高額)なマダガスカル・オレンジの新色以外は、外観上は旧モデルとほとんど変わらない。
今回の改良は他のところに重点が置かれている。スタイリングは登場当時から素晴らしく、手を入れるべき部分はもっと他のところなのだろう。
2019年モデルではインフォテインメントシステムが、最新の10インチ「インコントロール・タッチプロ」に刷新された。新しいボディカラーやホイールデザインが追加されたほか、トルクベクタリングが標準装備となった。
加えて、命名規則も変更されている。2.0ℓ4気筒モデルはP300となり、エントリーグレードのV6はP340に、従来のV6 SはP380と呼ばれるようになった。つまり、今回の試乗するP380のRデザイン仕様はハイパワーなV6モデルという位置付け。しかし、同じモデルでもクーペとコンバーチブル、マニュアルとオートマ、後輪駆動と四輪駆動の2択からそれぞれ選ぶことができるため、自由度は高い。