試乗 BACモノ 鋭い走り F3マシンのような運転感覚

公開 : 2018.11.19 12:05  更新 : 2021.03.11 15:57

フォーミュラマシンさながらの作り

まず最初に気がつくのは、完全に露出したリアサスペンションだろう。レースカーのようなプッシュロッド式ダブルウィッシュボーンに、2ウェイ・リザーバーのザックス製ダンパーにアイバッハ製レース用スプリングが組み合わされる。

フロントにも同様のサスペンションが装着され、カーボンファイバー製ボディパネルから顔を覗かせる。カーボンとスティールによるスペースフレームに取りつけられたこれらのパーツの配置は驚くほど整然としている。

1万2000ポンド(174万円)で用意されるきらびやかなダイマグ製ホイールもカーボン製だ。17インチのカーボン・リムにアロイ製のセンターセクションが組み合わされ、一本あたりの重量はわずか2.5kgだ。超軽量のOZレーシング製鍛造ホイールが標準装備だ。

同じく1万2000ポンド(174万円)のコンポジットブレーキを選択すれば、さらに20kgの削減ができるという。金額に驚くのはまだ早い。紹介したオプションは序の口にすぎないのだ。

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