VWが、260万円前後のEV開発中 コンパクト・クロスオーバー

公開 : 2018.11.17 12:10

ライドシェアにも使用

商用車を生産しているドイツのツヴィッカウ工場やハノーヴァー工場に加え、エンデム工場でもI.D.の小型モデルの生産を行うのは、2022年までに100万台の生産能力を確保するためだ。加えて中国向けには、上海のSAIC(上海オートモービルインダストリーコーポレーション)や中国・仏山市のFAW(ファーストオートモービルワークス)との合弁会社が持つ工場でも生産を行う。

現段階では、他にもI.D.の新モデルを生産する工場があるのかは不明だ。しかし、中国ではJAC(安徽江淮汽車)とジョイントベンチャーを設立し、I.D.の小型モデルが同社のEV専業サブブランドSOLのベースとなるという噂もある。

VWはこの低価格なI.D.モデルについて、個人・法人に対する販売を見込む一方で、モイアという子会社を設立し推進している、ライドシェアをはじめとするモビリティサービス・プロジェクトでも使用する予定だ。

なおVWは2025年までに、アウディセアト、シュコダを加えた4つのブランドから、MEBをベースとした27のモデルの販売を計画している。

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