大予想 新型ジャガーFタイプ 2021年発表 EV/BMW製V8か 大胆なデザインも

公開 : 2018.11.21 11:55  更新 : 2018.11.21 11:56

V8エンジンはBMWが供給?

ジャガーランドローバー(JLR)の新世代V8ガソリンエンジンはプロジェクト・ジェニファーというコードネームで呼ばれ、BMWから供給される。

もっとも高い性能のバージョンは新開発の4.4ℓツインターボエンジンで、650ps、83kg-m程度になり、ポルシェ911の最上級モデルに匹敵する性能を持つはずだ。

V8エンジンモデルの販売は世界中で落ち込んでおり、JLRは再びBMWとV8ユニットを共有することになった(前回共有したのは、1990年会いにBMWがローバーグループを所有していた時だ)。

もはや自社で用意するだけのビジネス的なメリットがなくなったのだろう。

軽量アルミ製プラットフォームは次期XKでも

パワートレインに関係なく、新型Fタイプはアルミ製プラットフォームが使用され、軽量化とスペースの効率化に繋がるはずだ。

2シーターレイアウトは継承される見込みで、組み立ても現行モデルと同じくキャッスル・ブロムウィチで行われる。

しかし、このプラットフォームは以前発表された2+2クーペでも使用される。このモデルが発売される場合、登場は新型Fタイプよりも後になり、2014年に登場したXJの待望のモデルチェンジとなる。

スペースの効率化と軽量化だけでなく、新しいプラットフォームでは次世代の衝突基準に対応する必要がある。たとえば横転時に関するテストでは、車高の1.5倍の高さからルーフを下にして落下させてもパッセンジャーセルに大きな損傷がないかを確認する。

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