ボルボ、LAモーターショー2018で車両展示せず 代わりに「ビジョン」発表
公開 : 2018.11.22 11:10
代わりに何を展示する?
主張とともに、ボルボは、「イン・カー・デリバリー」、「カー・シェアリング」、コンセプトカーのボルボ360cコンセプトで示した自動運転のビジョン、およびボルボのサブスクリプション・サービスである「ケア・バイ・ボルボ」など、さまざまなコネクティビティ・サービスに関するインタラクティブな展示物を多く展示するという。
「わたしたちの業界は変化しています。わたしたちは単に自動車を製造して販売しているのではなく、ひとりひとりのお客様に、持続可能で、安全な、移動の自由を提供しなければなりません」
「わたしたちは、お客様が望めばいつでもどこでも自動車にアクセスができるような新しい魅力的なサービスを提供できるようにします」と、ボルボ・カー・グループ代表取締役社長兼CEOのホーカン・サムエルソンは語った。
ボルボは、戦略的パートナーシップの力を信じており、アマゾン、グーグル、エヌビディアのようなテクノロジー企業や、ルミナー、ゼヌイティなどのベンチャー企業と共に、新しいタイプの革新的なパートナーシップを推進している。
ボルボは、将来のための新たな事業目的として、ひとりひとりのために、持続可能で、安全な移動の自由を提供することを定めている。
ボルボは今後2020年代中盤を目安に、1年間に販売する車両の半分を完全な電気自動車に、また1/3を自動運転車にし、500万人以上の消費者とのダイレクトな関係を確立する。