ジープ・ラングラーTJ(2代目) 中古で購入、JKとの違い/故障するポイント
公開 : 2019.01.04 10:10
エンジンやトランスミッションは
このエンジンは特にオフロードでラングラーの性格によく合っている。124psの2.5ℓ4気筒ガソリンエンジンだとガンガン回す必要があるので、トラブルが起きやすくなるのだ。ボトムエンドのノイズとウォーターポンプの水漏れに注意してほしい(ウォーターポンプは両エンジンに共通する問題)。
2.5ℓエンジンの良いところは燃費に優れるところだ。もしオフロードを走るつもりがないなら、こちらを選んでもいいだろう。走行距離が大きいことが心配? 米国のラングラーは平気で40万km走る。
このクルマはセレクタブルな四輪駆動でギアレシオもハイ・ローの切り替えが可能だ。トランスミッションは四輪駆動をいつも選択していないとオーバーヒートしてしまう恐れがあるので、ギアの切り替えがスムースかどうか確認すること。デフからの異音、ユニバーサルジョイントの摩耗によるシャンティングにも注意すること。
標準のギアボックスは5速マニュアル(4ℓのギアボックスは2000年にレシオが速められた)だが、たまに4速オートマティックも見かける。このATは適切なトランスミッションオイルを必要とするので、変速がぎこちなかったりスリップが多すぎたりする感じがないか、チェックすること。