初試乗 ルノー・メガーヌR.S. トロフィー 機敏で個性的なホットハッチに
公開 : 2018.12.27 10:10 更新 : 2021.03.05 21:34
19インチ+ポテンザ カップシャシーが標準
コンセプトモデルだったRS01譲りのデザインを持つ19インチホイールと組み合わせられるのはブリヂストン・ポテンザ001だが、承認され次第、ドライ路面やサーキットでさらなる性能を発揮する007がオプション設定されることになる。
さらに1本あたり2kgの重量減となる軽量ホイールも選択可能だが、個人的にはあまりクールなデザインだとは思えない。こうしたタイヤとホイールの組み合わせはすべてトロフィー専用となる。
これまで運転したことのある唯一のR.S.がそうだったが、スタンダードなR.S.でも選択可能なカップシャシーがトロフィーでは標準となり、ダンパーとスプリング、アンチロールバーのレシオがそれぞれ25%と30%、10%高められるとともに、トルセン式リミテッドスリップディフェレンシャルと、さらには片側1.8kgの重量減となる複合素材を使ったフロントブレーキディスクが装備される。
ボディのエンブレムがトロフィーであることを示す以外、外観上スタンダードなR.S.との違いはそれほど多くはない。一方、室内では新たにオプション設定されたアルカンターラ張りのレカロシートが、スタンダードなR.S.よりも20mm低くドライバーを座らせる。