米国スタートアップ「リビアン」 電動ピックアップを公開

公開 : 2018.11.28 12:20

2020年後半に発売

2009年に設立されたリビアンのRJスカリンジCEOは、この市販型R1Tにたどりつくまでにふたつのバージョンを開発したという。

同社は中東の投資家たちによって支えられ、世界で560人の従業員をか開けている。そのデザインおよび開発の中心はミシガン州プリマスに置かれ、バッテリー開発はカリフォルニア州アーバインを拠点とする。

車両の生産のため、リビアンはイリノイ州にある旧三菱工場を1600万ドル(18億円)で購入している。この工場は年間35万台の製造が可能だ。

リビアンの目標は比較的低く、2025/26年までに5万から6万台の電動オフローダーを販売するとしている。しかし、それと同時にそのスケートボード・シャシーを他社にも提供する方針を掲げている。リビアン独自のモデルと競合しない限り、どのメーカーでもその対象となるようだ。

R1Tは2020年後半に、R1Sは2021年前半にそれぞれ生産が開始される。R1Tの価格は6万1500ドル(700万円)からとなり、1000ドルのデポジットで予約受付を開始している。右ハンドル仕様は1年ほど遅れて生産が開始されるようだ。

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