ピニンファリーナのEVハイパーカー「PF0」、「75%完成」 LAショー
公開 : 2018.11.28 15:10 更新 : 2019.03.05 17:08
アウトモビリ・ピニンファリーナは、EVハイパーカー「PF0」の75%完成状態の車両をロサンゼルス・モーターショーで公開します。3月のジュネーブ・モーターショーでは市販仕様が展示され、2.5億円程度の価格がつけられ150台のみが生産されます。
もくじ
ー 75%完成済み
ー 3月までに完成状態へ
ー エレガントかつシンプルに
75%完成済み
アウトモビリ・ピニンファリーナは、同社初の電動ハイパーカーを「75%完成状態」で公開した。現在PF0というコードネームで呼ばれるこの2シーター車は、「フォーミュラ1マシンの2倍」となる1900ps超を発揮する。0-100km/h加速は「2秒未満」とのことだ。さらに、0-300km/hの加速も12秒未満でこなすという。
BMWおよびアウディを率いた経験もあるマイケル・パースチックCEOによれば、PF0の航続距離は450km以上となり、40分で80%の急速充電が可能だという。
アウトモビリ・ピニンファリーナの本社はミュンヘンに位置するが、PF0はトリノ郊外の拠点でハンドメイドされるとのことだ。2020年秋に発売され、その価格は200万ドル(2億2700万円)から250万ドル(2億8500万円)となる。
このクルマはカーボンファイバー製モノコックを使用し、そのバッテリーパックはシート後方からリアのバルクヘッドの間に搭載される。われわれが入手した情報によれば、バッテリーや電動技術の大部分はクロアチアのリマックから提供されているようだ。
さらにブレーキやシートなどの各パーツにはそれぞれのハイエンドブランド製のものが使われるという。