ピニンファリーナのEVハイパーカー「PF0」、「75%完成」 LAショー

公開 : 2018.11.28 15:10  更新 : 2019.03.05 17:08

3月までに完成状態へ

アウトモビリ・ピニンファリーナのビジネスプランでは「適材適所」を掲げており、独自技術の開発よりもすでに確立された技術を持つ企業との提携を重視している。ピニンファリーナはインテリアおよびエクステリアのデザインに注力する。

この恐ろしいほどのパフォーマンスを公道で扱えるようにするのは、F1やフォーミュラEでの経験豊富なニック・ハイドフェルドの役目だ。彼はF1レーサー時代の11年間に6チームに在籍し、183戦に出場している。

PF0は150台のみが生産される。そのうち50台は北米市場向けとされ、その大部分がすでに予約済みだ。さらに50台が欧州向け、50台が中東やアジアに割り振られる。

最終的なデザインは3月のジュネーブ・モーターショーで公開される予定だ。今回公開された車両は「75%」の完成度だという。

長いリアデッキとショートノーズを持つ古典的2シーター・スーパーカーのデザインが採用され、ピニンファリーナの内部でもフェラーリを連想させると認めている。ただし、これはピニンファリーナがフェラーリとともに仕事をしてきた過去を考えれば妥当なことだ。

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