ピニンファリーナのEVハイパーカー「PF0」、「75%完成」 LAショー

公開 : 2018.11.28 15:10  更新 : 2019.03.05 17:08

エレガントかつシンプルに

しかし、アウトモビリ・ピニンファリーナのデザインボス、ルーカ・ボルゴーニョは、PF0には新たなデザイン言語も用いられていると語る。これは最近のスーパーカーがアグレッシブなルックスを持つのに対し、エレガントさやシンプルさに重きをおくものだ。

このクルマには5つのラジエーターが装備されてはいるが、内燃機関車と比べるとEVの冷却はそれほど難しくないはずだ。したがって、大型のグリルやインテークは必要ない。メインのインテークすら後輪の間にうまく隠されている。

AUTOCARが確認したフルサイズのモデルにはふたつのアクティブ式リアスポイラーが装着されていた。これはエアブレーキとして使用される可能性もあるが、市販型ではひとつのユニットとして動作するようだ。

フロントにもアクティブ式エアロが採用され、ノーズコーン上部がせり出してスポイラーとして機能する。ボディ下部は完全にフラットになり、リア下部には調整式ディフューザーが装着される。

インテリアのモックアップからは、ふたつのスクリーンがステアリングの左右に装着されている様子が確認できた。

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