祝、新型ポルシェ911(992)発表 写真で振り返る55年の歴史

公開 : 2018.11.29 18:20

通算100万台達成

ポルシェは2017年5月に、911の生産100万台を達成した。当時の発表によれば、今までに生産された911の70%が現在でも公道を走っているという。この100万台目であるアイリッシュ・グリーンのカレラSはポルシェ・ミュージアムに保管されている。

同じ年の6月、ポルシェは史上最速の911として700psのGT2RSを登場させた。ターボSゆずりの3.8ℓツインターボを搭載し、20万7000ポンド(3001万円)の値がつけられた。ニュルブルクリンクで6分47秒3というレコードを記録した。

911の開発はとどまるところを知らず、2017年6月にはターボSに607psのエクスクルーシブ・シリーズを500台限定で発売した。価格は26万ユーロ(3342万円)、最高速度は330km/h、0-100km/h加速は2.9秒というスペックだ。


最後にリリースされたのはカレラTだ。インテリアは簡素化され、軽量ガラスやスポーツサスペンションが装備され、その車高は20mm低められた。ターボ付き3.0ℓフラット6は370psを発揮し、1425kgの車重によりパワーウエイトレシオは259.6ps/tとなった。

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