BMWビジョンiネクスト 柔軟な新プラットフォーム採用 LAショー

公開 : 2018.11.30 20:10

LAモーターショーにおいてBMWが展示したビジョンiネクストは、新開発の汎用性の高いプラットフォームを使用する初のモデルとなります。これは内燃機関をはじめとしてPHEVやEVなどあらゆるパワートレインに対応し、高度な自動運転機能を持つようです。

もくじ

全てのパワートレインに対応
レベル3自動運転を実現

全てのパワートレインに対応

BMWはLAモーターショーにおいて、ビジョンiネクスト・コンセプトを展示した。このクルマが2020年ごろに市販化されれば、内燃機関、PHEV、EVのすべてのパワートレインに対応できる汎用性の高いプラットフォームが初めて実用化されることになる。

BMWが「スポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)」と呼ぶこのクルマは、1999年の初代X5の面影を残している。このアーキテクチャは将来的に3シリーズを含む各BMWに使用され、リアエンジン車にも対応するという。

BMWは将来的にすべてのモデルをふたつのプラットフォームのみで開発するとしており、ひとつは前輪駆動向け、もうひとつは後輪駆動および4WD向けとなる。

後者のプラットフォームではこのビジョンiネクストのようなEVはドライブトレインをリアに搭載する。PHEVはリアに電動モーターを、フロントに横置きエンジンを搭載するとのことだ。

他にも、2基のモーターによるAWDや、一般的な内燃機関によるAWDシステムにも対応する。

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