アウディPB18 eトロン 775psのEVスーパーカー、生産へたどり着く?
公開 : 2018.11.29 21:00
現在LAモーターショーで公開されているEVスーパーカーのコンセプトモデル、アウディPB18。今年のペブルビーチ・コンクール・デレガンスで初披露されたこのモデルですが、アウディのデザイナーたちはこの大胆なコンセプトを製品として実現させたいようです。
もくじ
ー R8の実質的な後継 実現には多くの課題
ー PB18から見える未来のスーパーカー像とは
R8の実質的な後継 実現には多くの課題
アウディPB18はその名前の由来(PB=ペブルビーチ)となった今年のペブルビーチ・コンクール・デレガンスで初披露された。
パリ・モーターショーでは欧州初披露され、現在開催されているロサンゼルス・オートショーでも公開されている。そして今度は公道でもこのクルマが見られるようになるかもしれない。
アウディの外装デザイン部門のチーフ、アンドレアス・ミントは彼らが製品化を実現させようと奮闘していると語った。だがアウディがこのクルマを実現させるのはそう簡単なことではない。
例えば、コンセプトモデルでは運転席がセンターポジションとなっている。だが実際に作るとなると、そのステアリング機構も多額の費用を掛けて新しく設計することとなるだろう。
これほどの強大なパワートレインの冷却システムにも多くの課題が残されており、「電気自動車には大げさな冷却システムは不要」というのはありえない話だとミントは語った。