新基準WLTP 自動車メーカー苦戦か ヒュンダイ、航続距離を下方修正
公開 : 2018.12.06 18:10 更新 : 2021.03.05 21:37
ヒュンダイのラインナップにおける最小のSUV、ヒュンダイ・コナ。EVモデルが来年初めに販売開始されますが、あたらしい基準「WLTP」の試験方法にミスが見つかったため航続距離が当初発表されていたものよりも短くなることになりました。
新基準WLTP 自動車メーカーは苦戦?
来年初めに発売開始されるヒュンダイのEV、コナEVの航続距離が測定ミスを理由に下方修正されることが判明した。キアからリリースされる電気自動車のeニロも同じ理由で航続距離が先日修正されたばかりだ。
計測を依頼した外部の機関が誤った測定方法のもとで計測を行ったことが今回の主な原因。ヒュンダイは誤った環境要件や速度、時間などから間違った結果が表示され、それを採用してしまったとの説明した。
39kWhバッテリーを搭載するモデルは65km/ℓから60km/ℓへ、より大きい容量のバッテリーを積む64kWhモデルは103km/ℓから98km/ℓへ修正となった。
同じ理由で修正されることとなったキアのeニロは39kWhモデルが68km/ℓから63km/ℓに、64kWhモデルは106km/ℓから99km/ℓに修正となる。