ロードテスト アストン マーティンDBSスーパーレジェーラ ★★★★★★★★★★

公開 : 2018.12.16 10:10  更新 : 2018.12.25 16:58

 

はじめに ▶ 意匠と技術 ▶ 内装 ▶ 走り ▶ 乗り味 ▶ 購入と維持 ▶ スペック ▶ 結論

購入と維持 ★★★★★★★★★☆

アストン マーティンDBSスーパーレジェーラの最も接近したライバルは、フェラーリのハイパーモデル、812スーパーファストとなる。アストン マーティンのフラッグシップモデルとして、クルマの価値観などはガチンコ対決といったところだ。実際に注文する場合はありえないとは思うが、一切のオプションを付けない素のDBSの価格は22万5000ポンド(3330万円)で、3万8000ポンド(562万円)ほど812スーパーファストより安い。

専門家によれば、812の残存価値の方が高いと評価しているが、アストン マーティンとの差は数%と大きな開きはない。3年間所有し、5万8000kmの走行距離を刻んだ状態での価値は、フェラーリが新車価格の60%なのに対し、アストン マーティンは56%と見込まれている。ただし、アストン マーティンの場合、3年で5万8000kmも走るオーナーはほとんどいない。スーパ・グランドツアラーの例として、3年間で2万4000kmを走行した場合の残存価値は、新車時の63%となっている。

もっとも、大きくエキゾチックなV型12気筒を積んだクーペを欲するオーナーは、ポルシェGT3のオーナーとは違って、細かいことは気にせず、気持ちのままに購入するのだろう。

3年後の残存価値は、フェラーリと大きな差は生じないと見込まれている。

 

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