フォルクスワーゲン 収益改善へ、複数モデル廃止も検討
公開 : 2018.12.11 06:10
フォルクスワーゲンが、収益性向上とコストカットのために大胆なプランを発表しました。いくつかのエンジンや変速機、売れ筋でないモデルの廃止などが含まれます。
今後はEV/自動運転への投資を
フォルクスワーゲンが、大胆なプランを発表した。
新しい計画はフォルクスワーゲンが毎年開いている会議にて、同社COOのラルフ・ブラントシュテッターが認めたもの。幾つかのモデルを廃止することが検討されている。
「エンジンとギアボックスについては、来年から欧州市場でラインナップの25%を生産終了にします」とブラントシュテッターは語る。
フォルクスワーゲンはより「合理的な」装備を自社の車種に拡充して行くほか、ブランド全体での「包括的な複雑さの解消」を行なっていくことも計画している。
2025年までには工場の生産力を30%向上することを目指し、材料の効率化も図っていく。同社は既に5600人規模のリストラを実施し、さらに9300人の従業員から早期退職の合意を得た。