試乗 ジープ・チェロキー改良新型 中型サイズSUVの2.0ℓターボ/価格を評価
公開 : 2018.12.21 10:10
改良新型ジープ・チェロキーを試乗しました。2.0ℓターボのリミテッドは、ジープ初のハンズフリーパワーリフトゲートや、先進安全装備を採用。ライバルの多い中型SUVクラスにあって、走りの良さが光りました。
もくじ
どんなクルマ?
ー マイナーチェンジ車、日本発売
ー 洗練された彼女に惚れなおす
どんな感じ?
ー 意外なことに、ビュンビュン走る
ー 時流に乗る充実装備
「買い」か?
ー バランス上々、価格も◎
スペック
ー チェロキー・リミテッドのスペック
どんなクルマ?
マイナーチェンジ車、日本発売
日本で一番売れているアメリカ車ブランドであるジープの売れ線とも言うべきチェロキーがマイナーチェンジを果たし、本邦市場への導入が開始されている。
新型チェロキーのラインナップはベーシックモデルであるロンジチュードとリミテッド、そしてトレイルホークの3モデルで展開されるが、今回は最初に導入がスタートした200台限定のロンジチュード・ローンチエディションとリミテッドのうちの後者を試乗している。パワートレインはロンジチュードのみ2.4ℓ直列4気筒(自然吸気)エンジンだが、リミテッドとトレイルホークはラングラー・アンリミテッド・スポーツにも積まれる最新の2ℓ直4ターボを搭載している。
一見してマイナーチェンジの跡がわかるのはフロントマスクだ。以前はボンネットの高さと同じくらい上にクリアランス・ランプが位置し、ヘッドランプはフロントグリルの両脇に隠れるように付いていたが、今回はヘッドランプが上方へ移り、そのランプの上縁でファルコンの翼をイメージしたという(眉毛のような)一体型デイタイムランニングライトが主張する。もちろん時流に乗ってフロントのみならず、全てのランプがフルLED化されている。