試乗 ジープ・チェロキー改良新型 中型サイズSUVの2.0ℓターボ/価格を評価
公開 : 2018.12.21 10:10
洗練された彼女に惚れなおす
室内装備においても、ジープのインフォテイメントであるUconnectが刷新されており、8.4インチのタッチパネルはアップルカープレイやアンドロイド・オートとの連携もスムーズにこなし、エアコンをはじめとする操作系も直感的に操ることが可能になっている。
マイナーチェンジなので当然なのだが、実車を目の当たりにした第一印象に驚きの要素は含まれなかった。いつもデートしている彼女が髪型から服装まで洗練されたような印象で、ちょっと惚れなおす感じだ。特にフロントマスクはグランドチェロキーやコンパスといった兄弟にも通じる落ち着いた意匠になり、輸入車でありながら悪目立ちせず、街中に溶け込むような自然な感じで好感が持てる。
ハンズフリーパワーリフトゲート装備
リアゲートのハンズフリーパワーリフトゲートも、バンパー下に脚を入れてもなかなか上手く反応しないモデルもある中、作動は敏感なのでこれなら実用しようという気にさせてくれる。リアシートは足元スペースこそけっして広いとは言えないがボディサイズから想像される最低限のスペースは確保しており、シート自体の厚みや座り心地はフロントとそれほど大きな差は感じられなかった。