日産 フィルターの無料交換プログラム カリフォルニア北部の山火事被災者に
公開 : 2018.12.13 19:10
日産は最近カリフォルニア北部やロサンゼルス北部で発生した山火事を受けて、該当地域のオーナー向けに、インキャビンマイクロフィルターを無料で交換するプログラムを実施します。対象者は2019年1月31日まで、無料でマイクロフィルターを交換できます。
もくじ
ー 山火事被災者に無料フィルター交換プログラム
ー 無料点検も同時に実施 日産車以外にも適用
山火事被災者に無料フィルター交換プログラム
日産は最近カリフォルニア北部やロサンゼルス北部で発生した山火事を受けて、該当地域のオーナー向けに、インキャビンマイクロフィルターを無料で交換するプログラムを実施する。
プログラムは2019年1月31日まで実施され、インキャビンマイクロフィルターを装備するすべての車両に適用される。
該当すると思われるオーナーは、プログラムが実施される50のディーラーのいずれかに連絡し、プログラム対象者かどうかの確認や、交換作業の予約を行う必要がある。
なお、無料プログラムには交換の工賃や車両の点検にかかる費用も含まれている。
「われわれは今回の山火事の甚大な被害に心を痛めており、何らかの形で被害を受けた皆様の助けになりたいと思ったのです」と日産北米地域副社長のケビン・ワグスタッフは言う。「われわれに出来るのはマイクロフィルターの無料交換だけですが、これが地域の復興につながるよう願っています」
無料点検も同時に実施 日産車以外にも適用
このフィルターはエンジンのエアフィルターとは独立している。花粉やバクテリア、ホコリや排出ガスを取り除くことで、キャビン内に入る空気の浄化するのが目的だ。
通常では2万kmまたは1年おきの点検および交換が推奨されている。インキャビンフィルターの場合、清掃ではなく常に交換となる。
日産はフィルター交換の対象車に対し、無料で車両点検も行う。日産以外のオーナーに関しても、今回の山火事の影響を受けている場合にはインキャビンフィルターの交換が可能。
地域のディーラーに確認する必要があるが、部品の取り扱いの関係上、対応できないモデルもある。対象者は2019年1月31日まで、無料でマイクロフィルターをひとつ交換できる。
加えて日産は山火事の被災者に対し、料金後払いの制度や社販価格での新車販売などと行う予定だ。