クリスマス・プレゼントで欲しい1台 AUTOCAR英編集部が選ぶ
公開 : 2018.12.22 07:40
クリスマスを前にAUTOCARテスター陣が膝を突きあわせ、それぞれの今年いちばんのお気に入りについて意見を交わします。様々な車両が登場しますが、やはりアルピーヌA110に注目が集まっているようです。
もくじ
ー 未来を見せてくれたIペース
ー 現在世界最高のEV
ー 目的に見合ったクルマ
ー 確立された技術の融合
ー ディフェンダーベースのレースカー
ー 公道で光るエキシージ
ー アリエルとアルピーヌの台頭
ー 超刺激的なアトム4
未来を見せてくれたIペース
マット・プライヤー(MP)「きょう集まってもらったのはほかでもなく、みんなの今年のイチ押しについて話しあいたい。わたしはつま先が霜焼けになりそうなアリエル・アトム4で来たけど、アルピーヌA110やフォード・フィエスタST、ロータス・エキシージの派生版もいるね。それと、あれはディフェンダーかい、ソーンダース? まあ、まずはスティーブ・クロプリー編集長から、ジャガーIペースを推すわけを教えてもらおうかな」
スティーブ・クロプリー(SC)「理由はたくさんあるよ。未来そのものだし、送りだした勇気も大したものだ。EVの運転は大好きで電動オートバイにも乗って何年かたつけど、Iペースはパワートレインの精確な感じも含めてすべて気に入っているよ。内装もジャガーらしい特別感があるね。ばかばかしいのは承知だけど、今日ここまで乗ってくる途中、何だか趣味の飛行機を飛ばしているような気分になったんだ。準備は大変だけど、それも楽しみのひとつだからね」
アンドリュー・フランケル(AF)「本当に大きな1歩だよね。これまで乗ってきたEVのなかでも、Iペースは電動ということ以外に、何がどんなふうにできるかという点でも立派に売りがある。乗って楽しいから買うというクルマになってるね」
マット・ソーンダース(MS)「ほかのEVほど大きな妥協を強いられることもない。ひたすら操縦性重視でつくられた印象だね。よくできたクルマだよ」
(SC)「パッケージングもじつに見事だしね」
ダン・プロッサー(DP)「実際の航続距離はどうだい?」
(SC)「まあ340-350kmくらいかな」
(AF)「冬場でヒーターとライトをつけても?」