試乗 VWザ・ビートル・デザイン・マイスター 8年の集大成、2019年生産終了
公開 : 2019.01.06 08:10
今年。VWザ・ビートルが生産終了となります。後継モデルが存在しないと予想されるビートル。集大成ともいえる「デザイン・マイスター」を試乗しました。
もくじ
どんなクルマ?
ー モデルライフ8年間の集大成
どんな感じ?
ー 先代 ドイツ男性に受けず
ー レトロ系オールラウンダー
「買い」か?
ー 特別装備満載 お買い得モデル
スペック
ー デザイン・マイスターのスペック
どんなクルマ?
モデルライフ8年間の集大成
BMWミニの登場が2001年、同じく新生フィアット500が2007年。BMWミニに先駆けること3年の1998年にニュービートルが登場している。ニュービートルの実質的後継モデルとなるザ・ビートルは2011年に登場。そして2019年の生産終了が決定し、すでに日本での販売も2019年に終了すると発表され、後継モデルの有無は発表されていない。登場以来8年を経たモデルを扱うのも今さらだが、無くなるとなれば感慨も一入である。
試乗モデルは特別仕様として販売されている「デザイン・マイスター」。セールスコピーに「ザ・ビートルの集大成」とも記され、カラフルな内外装を特徴とする「デザイン」をベースに専用のアルミホイールやリアビューカメラ、純正ナビや2ゾーンオートエアコン等が特別装備として装着される。
走行ハードは標準車と共通で、1.2ℓのダウンサイジングターボと7速DSG(DCT)を装備。シャシーは6代目ゴルフ系統(ジェッタ)をベースとし、現在のVWプラットフォームでは一世代前のタイプとなるが、登場時の最新仕様である。