トヨタ製スポーツカーの未来（1969年）

トヨタは未来を感じさせるルックスをしたEX-1により、スポーツカー市場への残留の意志を示した。

1969年の東京モーターショーで発表されたこのモデルは、トヨタが考える長距離を快適に、速く移動することのできるグランドツアラーを具現化したものであり、このクルマには電子制御式ルーフスポイラーとともに、当時もいまも変わらない、ミニカーのホットウィール風デザインが与えられていた。

トヨタではこのコンセプトモデルを生産する計画はないと強調していたが、いくつかのデザイン要素を引き継いだモデルが、1970年の東京モーターショーで来場者を出迎えることとなった。

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