コンパクト・ピックアップ 復活の兆し 振り返る驚きのトレンド
公開 : 2019.01.06 06:10
ジープ・コマンチ(1985年)
AMCは1980年代初頭にコンパクト・ピックアップモデルを持たない唯一の主要な米国メーカーだったが、1985年、コマンチでこの市場への参入を果たしている。
XJ世代のチェロキーが採用していた革新的プラットフォームのユニフレームにトラックボディの組み合わせは一般的ではなかったものの、ユニボディとボディ・オン・フレーム構造を効率よく統合した技術だった。
期待されたほどの人気を集めることができなかったコマンチだが、クライスラーグループとしてジープがダッジに加わると、なぜかダコタを統合することとなった。1992年に生産が終わると、ジープはSUVに注力すべくピックアップ市場から撤退している。