史上最高のリムジンたち 空港送迎用から大統領専用車両まで

公開 : 2019.01.03 06:10

ロールス・ロイスファントム EWB(2005年)

すでにスタンダードモデルでさえ最高のリムジンといえる存在のストレッチバージョンを何と呼べばいいのだろう?

ロールス・ロイスはEWBと呼ばれるファントムのストレッチホイールベース版を創り出すことを決め、2005年のジュネーブ・モーターショーで公開すると、すぐにこのクルマのドライバーと後席住人からの称賛の声が世界中から寄せられた。

エンジンはこのクルマのオーナーのごとき力強さで、6.75ℓV12が発揮するパワーは563psに達していた。


250mm延長されたホイールベースによって、このクルマは世界でもっとも広いキャビンを持つサルーンとなり、2012年に行われたフェースリフト(写真)では、後席クッションの快適性がさらに向上している。

2017年、ロールス・ロイスはファントムVIIに替えてVIIIの導入を発表したが、今回はEWB版も同時に登場している。

どこをとっても豪華絢爛なリムジンであり、そのスタートプライスは43万4055ポンド(6106万円)、米国では60万ドル(6666万円)をはるかに超えるプライスタグを掲げている。

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