史上最高のリムジンたち 空港送迎用から大統領専用車両まで

公開 : 2019.01.03 06:10

ベントレーミュルザンヌ・グランドリムジン(2016年)

ベントレー・ミュルザンヌ・グランドリムジンには注目すべき点が数多く存在するが、まずはスタンダードなミュルザンヌEWBモデルから1000mm引き延ばされ、6575mmに達するそのボディサイズだろう。

結果、このクルマはメーカーが創り出したリムジンとしては史上最長のモデルとなり、そのリアには対面式シートが設置されている。

合板製ピクニックテーブルや手縫いのレザーシートなど、伝統的な豪華さに重きが置かれたモデルでもある。


一方で、フロントとリアのキャビンを仕切るガラス製パーティションなどの現代的な技術も採用されており、ボタンにタッチすると、電子ガラス基板の透過度が下がり後席空間のプライバシーを確保することが可能となっている。

このリムジンの動力性能をベントレーは明らかにしていないが、エンジンはスタンダードなミュルザンヌEWBと同じく512psを発揮する6.75ℓV8ツインターボを搭載している。

その価格だが、価格を気にするようなひとには購入できないほどだとだけお伝えしておこう。

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