史上最高のリムジンたち 空港送迎用から大統領専用車両まで

公開 : 2019.01.03 06:10

チェッカー・エアロバス(1962年)

ほとんどのリムジンが豪華さと快適性をもっとも重視するなか、チェッカー・エアロバスが目指したのは、可能な限り多くの乗員と荷物を収容することだった。その理由はモデル名にある。このクルマは空港と都心部を結んでひとびとを運んでいたのだ。

チェッカーモータースは、有名なイエローキャブをストレッチしたバージョンを創り出し、6ドアか8ドアを持つロングホイールベースモデルであれば、最大15人乗りを可能にしている。


サルーンとワゴンボディも設定されていたが、拡大したラゲッジルームを持つワゴンのほうが常に人気のモデルだった。5.2ℓから5.7ℓの排気量を持つV8エンジンを積んでいたにもかかわらず、スピードというのはエアロバスにとっての関心事ではなかった。

駐車には5982mmのスペースが必要なものの、現在、チェッカー・エアロバスは非常に人気のクラシックモデルとして、その価格は2万4000ドル(267万円)からとなっている。

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