試乗 アルファ・ロメオ・ステルヴィオ 内装、今後に期待 走りは最高
公開 : 2019.01.24 10:10 更新 : 2019.01.24 10:20
アルファ・ロメオ・ステルヴィオの4気筒モデルの中で最上位に位置するグレード「スペチアーレ」に試乗しました。クアドリフォリオのどう猛なV6ツインターボは搭載していないものの、その魅力的な走りはそのまま残っているようです。
もくじ
どんなクルマ?
ー 装備だけ見ればお買い得
どんな感じ?
ー インテリアの質感は残念
ー 室内の広さやハンドリングが美点
ー 最大の魅力は走り 乗り心地はイマイチ
「買い」か?
ー 走りならステルヴィオ インテリアならQ5
スペック
ー アルファ・ロメオ・ステルヴィオ 2.0 280 Q4 AWD スペチアーレのスペック
どんなクルマ?
装備だけ見ればお買い得
ご存知の通り、ステルヴィオはジュリアをベースとしたSUV。その中でも、どう猛で火を吐くようなクアドリフォリオと限定モデルのミラノ・エディツォーネを除くと、最上級モデルはこのステルヴィオ・スペチアーレだ。
280psの4気筒ガソリンターボを搭載し、シリーズ内でも最速のモデルとなっている。パフォーマンスが上がりグレードが上がれば、価格が上がるのも当然で、このモデルを手に入れるには4万3705ポンド(615万円)という少なくない額を支払う必要がある。
ステルヴィオが鋭いステアリングを持つ俊敏なモデルであることはすでにご存知の通りだが、それ以外の部分はどうだろうか。例えば装備に関していえば、標準でたいていが揃っている。
オプションを追加する前から、フルレザーインテリア、フロントシートヒーター、8.8インチインフォテインメントシステム、衛星ラジオ・ナビゲーションシステム、19インチアロイホイール、ヒーター付きレザースポーツステアリング、アクティブセーフティシステムなどが付いてくる。なかなかお買い得と言えるだろう。