「カルト」なクルマ入門 定番から将来の候補まで 26台

公開 : 2019.01.04 06:10  更新 : 2021.03.05 21:42

トラバント601(1963年)

ベルリンの壁崩壊後、旧東ドイツのひとびとの目の前に突如フォルクスワーゲン・ゴルフやポロが現れたことで、トラバントは屋根裏に仕舞い込まれることになった。

一方、旧西ドイツのひとびとは過去の遺物とでもいうべき熱硬化性樹脂ボディの2ドアモデルにまったく興味を示すことはなく、その結果、トラバントの価値は暴落している。


現在、ベルリンっ子たちは旧東ドイツの国民車だったトラバントのイメージをうまく活用しているようだ。

ツーリスト向けにトラバントを貸し出すレンタカー会社が複数存在するとともに、なんとトラバントだけを集めた博物館では、その2ストローク2気筒エンジンを使ったビールサーバーまで目にすることができる。

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