ジープ製ピックアップの歴史 ウィリス・ジープから最新モデルまで
公開 : 2019.01.05 06:10
グラディエーター・コンセプト(2005年)
2000年代初頭、ピックアップモデルの人気は高く、ジープブランドのピックアップ登場がふたたび検討されることとなった。
2005年のデトロイト・モーターショーで発表されたグラディエーター・コンセプトは、ラングラーをベースに開発されたオフローダーのスタイリングを探る試みとして、延長されたキャビンと着脱式ハードトップを持つ2ドアモデルであり、そのボディサイドに搭載されたスペアタイヤは初代ジープを彷彿とさせた。
好評を博したグラディエーターだったが、あくまでコンセプトモデルに留まっている。
これは2009年のクライスラーの破産申請が理由ではなく、もともと市販化の噂自体が間違いであり、あくまで3代目ラングラーのフロントデザインのプレビューがこのコンセプトモデルの目的だったためだとされている。